忍者ブログ
admain/post/M/N
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

勘助殿がおいでになられた。某の様子を見に来てくださったとのことだ。ありがたい。お館様は如何お過ごしであろうかと尋ねると、元気すぎて困りますなと大いに笑われた。

お見送りをと思い、途中まで来たところで佐助に会った。
二人で戻るといいとおっしゃられたが、そうもいかぬので二人で見送った。
帰りに少し城下をぶらりとして帰った。佐助に飴を買った。


しかし、前田殿はなんなのだ…。そんなに佐助が心配なら己で参られればよかろう……。
PR
遅かったではないか佐助!!寂しゅうなかったか?心配したぞ。
ん、今日はぎゅうとしていてやるからな。
どうした何かあったのか?変な顔だな・・・・・おお、軍神殿のところにお邪魔していたのか・・・・。

なぁ、もう寝ぬか?
な・・・・。




ああ、雨が降ったな・・・別に怒っておらぬ・・・お前が寂しゅうなかったなら良い。眠いなら眠れ・・・目蓋が落ちてきておる。
・・・・・・?軍神殿には、以前お前が世話になった礼を認めただけだ。どうかしたのか?
良いからもう眠れ、疲れておろう。
ん・・・・風邪など俺がぎゅうとして治してやる・・・・大丈夫だ・・・・。

涼しく良い日だった。
前田殿から手紙が届いた。佐助のことばかりが書いてあった。よく分からぬと思ったが返事を書いた。軍神殿のところに滞在しているらしく、上杉の忍が来た。
佐助が狐になった折には軍神殿にもご迷惑を・・・と思ったので改めて手紙を届けてもらった。

星が明るい。
そういえば今日は佐助は帰ってこなかったな・・・・。
寂しい思いをしておらぬだろうか・・・・・。






しかし、優しくしろ、優しくしろと・・・・・

佐助がぎゅうとすると嫌な顔をする。
嫌か?と言ったら嫌なんじゃなくて熱いんだよ、と言われた。そうか、と思ってぎゅうとした。
佐助、お前がいるとうれしい……。

なぁ、好きだ、佐助…。
悦いか……佐助…。
もっとこっちにこい。
ん?何を言っておるのだ?もっと大きな声で言え……。馬鹿、お前と寝たいのだ。誰でもよい訳がないだろう。


佐助は、時々不安そうな顔をする。どうしたのだろうか。匂いを嗅ぐのが楽しいと思って嗅いでいたら途中で佐助が寝てしまった。
きゅうと袖が握られてかわいい。佐助、珍しいと思って額に口を付けた。

しょっぱい。
今日は、たくさん佐助に触った。
たくさん口を吸ったら、佐助は嫌ではないと言う。うれしい。
うれしかったのでぎゅうっとした。
なぁ、俺と寝ていて楽しいか?
佐助・・・・・・お前を抱きたいのだ。


たくさん顔に口を付けたら、ううっと言われた。熱いらしい。
さすけ、抱きたい。


お館様は、上田を楽しんでいかれたであろうか。
かわいがって頂いてよかったな佐助!


忍者ブログ [PR]