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佐助が、風邪を引いた。
床下で寝たらしい。馬鹿なことをするなと叱るとだんなのばか!と言われた。布団に潜って出てこぬ。酒を飲ませようとしただけではないか………。
おしのにもご無体が過ぎますと叱られた。
……………すっかり眠ってからぎゅうとした。体が、熱い。
口を開かせると大分荒れている。
朝になって、汗がひどいので着替えさせようとすると何やら紙が腹の辺りから落ちた。
俺のー!と佐助が拾う。床下で見つけたというので取り替えそうとしたら泣かれた。手を離さぬ。
た、確かにお前のものだが違うのだ!!よ、読んではならぬ!!ら返せ!!泣くな!!いいか……っそ、それは人に見せるものではないのだ!な、泣かぬでくれ!!
汗を拭いてから食わせようと思っていた蜂蜜が零れた。
床下で寝たらしい。馬鹿なことをするなと叱るとだんなのばか!と言われた。布団に潜って出てこぬ。酒を飲ませようとしただけではないか………。
おしのにもご無体が過ぎますと叱られた。
……………すっかり眠ってからぎゅうとした。体が、熱い。
口を開かせると大分荒れている。
朝になって、汗がひどいので着替えさせようとすると何やら紙が腹の辺りから落ちた。
俺のー!と佐助が拾う。床下で見つけたというので取り替えそうとしたら泣かれた。手を離さぬ。
た、確かにお前のものだが違うのだ!!よ、読んではならぬ!!ら返せ!!泣くな!!いいか……っそ、それは人に見せるものではないのだ!な、泣かぬでくれ!!
汗を拭いてから食わせようと思っていた蜂蜜が零れた。
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手紙・・・?
そ・・・・っ、そのようなものは書いておらぬぞ!!い、今は、そんなことはどうでもよかろう!
ひ、久しいのだぞ・・・佐助・・・・。
な・・・もう、よいか・・・?
夜中にがさがさと動くものがあると思うと佐助であった。
抱いた。
日も高くなってから目を覚ました。
部屋が酒臭い。
昨夜、遊んでくれない!!っと言って佐助が騒いだ折にこぼれた酒が畳の底に大分滲みているようだ。適当に拭いて、そのまま放ったのがいけなかったらしい。
匂いに酔っているのか、佐助はぐったりしていた。俺の部屋に置いても起きぬだろうと思ったので別の部屋に寝かせた。部屋は暫くは使えぬな、と思う。
暫くすると、佐助が目を覚ましたが、またすぐ眠ってしまった。
佐助も酒臭い。
口の中も未だ酒の味がした。
毎日飲ませればともに飲めるようになるのであろうか。
そ・・・・っ、そのようなものは書いておらぬぞ!!い、今は、そんなことはどうでもよかろう!
ひ、久しいのだぞ・・・佐助・・・・。
な・・・もう、よいか・・・?
夜中にがさがさと動くものがあると思うと佐助であった。
抱いた。
日も高くなってから目を覚ました。
部屋が酒臭い。
昨夜、遊んでくれない!!っと言って佐助が騒いだ折にこぼれた酒が畳の底に大分滲みているようだ。適当に拭いて、そのまま放ったのがいけなかったらしい。
匂いに酔っているのか、佐助はぐったりしていた。俺の部屋に置いても起きぬだろうと思ったので別の部屋に寝かせた。部屋は暫くは使えぬな、と思う。
暫くすると、佐助が目を覚ましたが、またすぐ眠ってしまった。
佐助も酒臭い。
口の中も未だ酒の味がした。
毎日飲ませればともに飲めるようになるのであろうか。
数日前、酷い雨が降った。
雷の酷い雨であった。
佐助は、最初は、風がすごい!と騒いでいたが湿り気がひどくなるにつれて耳がしんなりした。
雨風に応じて耳が動くのがおもしろい。
女中が、呼びに来たので一撫でして佐助を政宗殿に任せて部屋を出た。
部屋に戻ると佐助が飛ぶようにして抱きついてくる。政宗殿は、愉快そうであった。
女中は、雨漏りで呼びに来ていた。
水が桶に溜まるのがおもしろかろうと佐助を連れていった。
最近、佐助の寝起きが悪い。以前からよく眠たがったが、うーうー、日が高くなるまで起きぬ。離れると嫌がるので傍にいるが、なんで眠いのーとぐすぐす言っている。
午を過ぎれば、元気になって傍にいるが……。
夜には、供に眠っているのにおかしなものだ。
可愛かったので、口を吸った。
佐助は、俺を好きか?と聞くと、うん!と嬉しそうに言う。
それにしても、政宗殿は、よく飲まれる。佐助を撫でながら飲んでいると、こいつは、眠らねぇのかと仰られた。
眠いのでしょうなぁ……。目蓋が落ちて参りました故。
眠るか?と言っても離れないので目が覚めるやもしれぬと思い試しに酒を飲ませてみた。
いやー、と言って泣かれてしまった。
佐助の分まで飲んだ。
雷の酷い雨であった。
佐助は、最初は、風がすごい!と騒いでいたが湿り気がひどくなるにつれて耳がしんなりした。
雨風に応じて耳が動くのがおもしろい。
女中が、呼びに来たので一撫でして佐助を政宗殿に任せて部屋を出た。
部屋に戻ると佐助が飛ぶようにして抱きついてくる。政宗殿は、愉快そうであった。
女中は、雨漏りで呼びに来ていた。
水が桶に溜まるのがおもしろかろうと佐助を連れていった。
最近、佐助の寝起きが悪い。以前からよく眠たがったが、うーうー、日が高くなるまで起きぬ。離れると嫌がるので傍にいるが、なんで眠いのーとぐすぐす言っている。
午を過ぎれば、元気になって傍にいるが……。
夜には、供に眠っているのにおかしなものだ。
可愛かったので、口を吸った。
佐助は、俺を好きか?と聞くと、うん!と嬉しそうに言う。
それにしても、政宗殿は、よく飲まれる。佐助を撫でながら飲んでいると、こいつは、眠らねぇのかと仰られた。
眠いのでしょうなぁ……。目蓋が落ちて参りました故。
眠るか?と言っても離れないので目が覚めるやもしれぬと思い試しに酒を飲ませてみた。
いやー、と言って泣かれてしまった。
佐助の分まで飲んだ。
かわゆうございましょう。
こら・・唸るな佐助。申し訳ない、未だ、なれておらぬのです。
はぁ、これは飲めませぬゆえ。某は、ご相伴に預かりましょうぞ。
大丈夫だ、佐助、不味いものではない。
某の自慢でございます。耳もこのように柔らかで、抱いて寝ればあたたかいのです。
ん?どうした、眠いか?もう暫し待っておれ、佐助もそのうちともに飲もうな?
かわいらしゅうございましょう。これは、いつもこうなのです・・・・。
はは、そのようなことを仰っては、また噛まれますぞ政宗殿。
佐助は、始終政宗殿と片倉殿に唸っている。
危ないから守ってあげる!と昨夜は長い間起きていた。
髪は結局切らなかった。
政宗殿は、暫く滞在されるそうである。
かすが殿から佐助に文が来ていた。
あのな、さすけ、好いておるぞ・・・・。
うむ・・・。
しかし、眠そうだなお前、寝ておらぬのか?こんなところでは眠りにくいだろうに布団もあるぞ?
いい加減書面を書かねばと文机に向かった。
佐助を抱き込んで書いていたら墨だらけになった。佐助は、そのまま眠ってしまった。
髪が、酷い。おしのにでもそろえてもらったほうがよいだろうか。
よいにおいがする。
かすが殿がもうよいだろうと帰って行った。
軍神殿に色々と伺ってきて下さるそうである。
帰りがけ、軍神殿から預かったとかすが殿が酒を置いていった。
佐助が、変なにおいしてやだーーと言うので、しまっておくことにした。
うむ・・・。
しかし、眠そうだなお前、寝ておらぬのか?こんなところでは眠りにくいだろうに布団もあるぞ?
いい加減書面を書かねばと文机に向かった。
佐助を抱き込んで書いていたら墨だらけになった。佐助は、そのまま眠ってしまった。
髪が、酷い。おしのにでもそろえてもらったほうがよいだろうか。
よいにおいがする。
かすが殿がもうよいだろうと帰って行った。
軍神殿に色々と伺ってきて下さるそうである。
帰りがけ、軍神殿から預かったとかすが殿が酒を置いていった。
佐助が、変なにおいしてやだーーと言うので、しまっておくことにした。