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佐助の熱が高い。
昨晩、佐助は俺を探しに来たようである。烏が山中で多く騒いでいたので、何事かと思って近づくと佐助が落ちていた。烏が仲間を呼んだようである。一言、かえろう、と言って気を失ってしまった。顔が随分白かった。
抱き上げたところで、かすが殿が恐ろしい勢いでやって来た。この暗いのによくも見つけたものだ。
お前はこいつに何をするきだ!!と怒鳴なられている所に、もういいからさっさと運べ!!と慶次殿が来た。
名前を読んでも佐助は何も言わぬ。
かすが殿に随分と叱られた。触らぬと言う約束で泊まっても構わぬとのことである。
夜中に余りにも苦しそうなので汗を拭いて撫でてやった。
手を握ってやったが、体温が高かった。
昨晩、佐助は俺を探しに来たようである。烏が山中で多く騒いでいたので、何事かと思って近づくと佐助が落ちていた。烏が仲間を呼んだようである。一言、かえろう、と言って気を失ってしまった。顔が随分白かった。
抱き上げたところで、かすが殿が恐ろしい勢いでやって来た。この暗いのによくも見つけたものだ。
お前はこいつに何をするきだ!!と怒鳴なられている所に、もういいからさっさと運べ!!と慶次殿が来た。
名前を読んでも佐助は何も言わぬ。
かすが殿に随分と叱られた。触らぬと言う約束で泊まっても構わぬとのことである。
夜中に余りにも苦しそうなので汗を拭いて撫でてやった。
手を握ってやったが、体温が高かった。
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なんか騒がしいな、と思って起きたら大丈夫か? て風来坊が覗き込んで着物直してくれてた。
え、なに、汚した? 傷でも開いたかな。吐いたのか?
つか、旦那どこ行ったの? 隣で寝てたと思ったんだけど。
訊いても風来坊はうーんて困ってるばっかりで答えてくれない。なんなのって思ってたらかすがが来てあいつは山に捨てて来た! て言った。え、ちょ、なにそれ? どうしたの、一体……
かすがが謙信様のお側にあんな汚らわしい男は置いておけない! て言って怒って行っちゃったから風来坊に何があったのか訊いたら、教えてくれた。
幸村には悪気はないんだよ、あんたが好きなだけなんだよって言ってくれたけど、旦那が悪くないのなんかわかってるよ。悪いのは俺だよ。何で目がさめねえのかな俺……もー……。
幸村探してくるからゆっくり休めって言って風来坊も行っちゃった。
いくら旦那だって、獣だってうろついてる山の中に夜中に放り出されちゃ、大丈夫なんて言えねえよな。熊だって狼だっているんだし……
………探しに行こ。捨てに行ったのがかすがなら、風来坊より俺のが見付けやすいや。烏はすっかり元気になったって旦那言ってたし、飛んで行けるだろ。
あー、ほんと足腰弱くなってんな。立てねえとかさあ、もう。早いとこ鍛え直さねえとな。
旦那がしたいんなら俺様は全然構わねえっていうか、そのほうが嬉しいんだよって言って、上田に帰ろ。かすがに聞かれたら死ぬ気かって怒られそうだし、また旦那が殴られそうだもんな。
かすがには後で謝りにこなきゃな。風来坊にも軍神さんにもお礼言わないとな。
あー、今夜は三日月かあ。
え、なに、汚した? 傷でも開いたかな。吐いたのか?
つか、旦那どこ行ったの? 隣で寝てたと思ったんだけど。
訊いても風来坊はうーんて困ってるばっかりで答えてくれない。なんなのって思ってたらかすがが来てあいつは山に捨てて来た! て言った。え、ちょ、なにそれ? どうしたの、一体……
かすがが謙信様のお側にあんな汚らわしい男は置いておけない! て言って怒って行っちゃったから風来坊に何があったのか訊いたら、教えてくれた。
幸村には悪気はないんだよ、あんたが好きなだけなんだよって言ってくれたけど、旦那が悪くないのなんかわかってるよ。悪いのは俺だよ。何で目がさめねえのかな俺……もー……。
幸村探してくるからゆっくり休めって言って風来坊も行っちゃった。
いくら旦那だって、獣だってうろついてる山の中に夜中に放り出されちゃ、大丈夫なんて言えねえよな。熊だって狼だっているんだし……
………探しに行こ。捨てに行ったのがかすがなら、風来坊より俺のが見付けやすいや。烏はすっかり元気になったって旦那言ってたし、飛んで行けるだろ。
あー、ほんと足腰弱くなってんな。立てねえとかさあ、もう。早いとこ鍛え直さねえとな。
旦那がしたいんなら俺様は全然構わねえっていうか、そのほうが嬉しいんだよって言って、上田に帰ろ。かすがに聞かれたら死ぬ気かって怒られそうだし、また旦那が殴られそうだもんな。
かすがには後で謝りにこなきゃな。風来坊にも軍神さんにもお礼言わないとな。
あー、今夜は三日月かあ。
少しであるから・・・な・・佐助・・・接吻してやるからよいであろう・・・?
少ししかせぬから・・・な・・・少しであるから、な・・・
心地よいか・・・?な、佐助・・・?
な・・・?起こさぬように拭いてやるから・・・佐助・・・。
お前・・・細うなったな・・・。少し触れてもよいか?柔いな・・・佐助・・・・。少しだ、少しだけな・・?
心地よいな、佐助・・・その、あと、少しだけ・・・な・・?
汗を拭いてやろうと思って服を剥いだ。
眠っているようだったのでそっとしたが、なにやら下っ腹が熱く痛い。夜であるから冷えたのであろうか。
久しいなと思ったので、少しくらいよいだろうと思って佐助のに触っていたが、柔いままであった
気が付くと目の前が真暗になった。
少ししかせぬから・・・な・・・少しであるから、な・・・
心地よいか・・・?な、佐助・・・?
な・・・?起こさぬように拭いてやるから・・・佐助・・・。
お前・・・細うなったな・・・。少し触れてもよいか?柔いな・・・佐助・・・・。少しだ、少しだけな・・?
心地よいな、佐助・・・その、あと、少しだけ・・・な・・?
汗を拭いてやろうと思って服を剥いだ。
眠っているようだったのでそっとしたが、なにやら下っ腹が熱く痛い。夜であるから冷えたのであろうか。
久しいなと思ったので、少しくらいよいだろうと思って佐助のに触っていたが、柔いままであった
気が付くと目の前が真暗になった。
体起こして座るとふらふらするなあ。鈍りすぎだぜ……
旦那が薪割りしてる間に起きて、かすがに支えてもらって風来坊に体拭いてもらってたら、戻って来た旦那が某がやる! とか言い出した。もう終わりだよって風来坊に言われてすごい不機嫌…汗を掻いたなら俺に言えって二人になってから言われた。
つか、旦那さあ……子供返りって意味わかってんのかなあ。それ多分、軍神さんにからかわれただけだって。
なんかすごい甘やかしてくるんだけど、くだものとか食べれないから。ちょっと粥食えるようになったとこだから。
あんま構わなくていいのになあ。世話したいのかなあ。あんまり構われるとあとがさみしいんですけど。
………あー、だめだ女々しいな、俺様。気が弱くなってんのかな。だから旦那に心配掛けるんだよな。もっと平気にならねえと。
言いたいことがあるなら言え! てしょっちゅう旦那が言う。俺そんなになにか言いたそうにしてるかな。……顔に出ないようにしねえとな。
………旦那は何を言ったら安心したり嬉しかったりするんだろ。
旦那が薪割りしてる間に起きて、かすがに支えてもらって風来坊に体拭いてもらってたら、戻って来た旦那が某がやる! とか言い出した。もう終わりだよって風来坊に言われてすごい不機嫌…汗を掻いたなら俺に言えって二人になってから言われた。
つか、旦那さあ……子供返りって意味わかってんのかなあ。それ多分、軍神さんにからかわれただけだって。
なんかすごい甘やかしてくるんだけど、くだものとか食べれないから。ちょっと粥食えるようになったとこだから。
あんま構わなくていいのになあ。世話したいのかなあ。あんまり構われるとあとがさみしいんですけど。
………あー、だめだ女々しいな、俺様。気が弱くなってんのかな。だから旦那に心配掛けるんだよな。もっと平気にならねえと。
言いたいことがあるなら言え! てしょっちゅう旦那が言う。俺そんなになにか言いたそうにしてるかな。……顔に出ないようにしねえとな。
………旦那は何を言ったら安心したり嬉しかったりするんだろ。
言うのだそうだな!佐助、うんと甘えるがいい。優しうしてやれば治ると聞いたからな、佐助。
少しならぎゅうとしても大丈夫であろう?な、ぎゅうとしてやるからな。ほれ、もっとこっちに来るのだ、ん?どうだ?少しはよいか?痛まぬか?
佐助、ぎゅうとできて嬉しいぞ、屋敷のな、布団も柔くしてあるのだ。毎日干して待っていたのだ。帰ったら共に寝ような、待っておった、佐助。何だ、どうした?何かあるなら言わねば治らぬ。早よう言うのだ、お前が治ったらしたいことが沢山あるのだからな・・・・。早ようよくなれ・・・・。なんだ?また泣いておるのか?大丈夫だ、ずっとこうしていてやるからな。
さすけ、さすけ、どうしたのだ、何を言ってもよいぞ、何か不安であるのか?俺はどこにも行かぬ。どうした、もう離れたほうがよいのか?違うのか佐助?
食いたいものがあるのか?違うのか?言うてくれねば分からぬ・・・。昨日も痛かったのではないのだろう?何を言ってもいいのだ、佐助、ずっとついていてやるぞ、安心せよ。
軍神殿が、あれはこどもがえりというのですよ、と仰られた。子供に戻って泣くそうである。
やさしくしてやりなさいと言うのでぎゅうとして撫でてやった。
佐助、治らねば帰れぬのだぞ?共に帰りたいであろう?帰ろう佐助、待っておったのだ。
少しならぎゅうとしても大丈夫であろう?な、ぎゅうとしてやるからな。ほれ、もっとこっちに来るのだ、ん?どうだ?少しはよいか?痛まぬか?
佐助、ぎゅうとできて嬉しいぞ、屋敷のな、布団も柔くしてあるのだ。毎日干して待っていたのだ。帰ったら共に寝ような、待っておった、佐助。何だ、どうした?何かあるなら言わねば治らぬ。早よう言うのだ、お前が治ったらしたいことが沢山あるのだからな・・・・。早ようよくなれ・・・・。なんだ?また泣いておるのか?大丈夫だ、ずっとこうしていてやるからな。
さすけ、さすけ、どうしたのだ、何を言ってもよいぞ、何か不安であるのか?俺はどこにも行かぬ。どうした、もう離れたほうがよいのか?違うのか佐助?
食いたいものがあるのか?違うのか?言うてくれねば分からぬ・・・。昨日も痛かったのではないのだろう?何を言ってもいいのだ、佐助、ずっとついていてやるぞ、安心せよ。
軍神殿が、あれはこどもがえりというのですよ、と仰られた。子供に戻って泣くそうである。
やさしくしてやりなさいと言うのでぎゅうとして撫でてやった。
佐助、治らねば帰れぬのだぞ?共に帰りたいであろう?帰ろう佐助、待っておったのだ。