×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
政務の合間に佐助が鍛錬しているのを見かけた。どうにも上手くいかぬようなので手伝ってやろうか?と聞いたら旦那はお仕事でしょーと言われた。そうかと思ってなんとなく見ていたら、矢張り上手くいかないようであった。
しばらくぼうとしていたら首をかしげて、今日は行く?と聞く。へんなことを言うと思った。
部屋へ戻ろうとすると後ろで変な音がした。しくじって佐助がこけたようだった。
何をしておるのだ・・・・。
なんでしないの?と佐助が言った。お仕事じゃないよ、と続く。
俺のために言うてくれなくともよい・・・・。
服を剥ぐ。
佐助。
肩を、撫ぜる。
髪を梳いたら、なんだかほうっとほっとされたような息を吐かれた。名前を呼ばれた。ごつごつしている。背骨が、と思う。柔くて硬い。
佐助、
ぎゅうとする。
抱けぬ、と思った。
好いておる。